行政書士

次は、行政書士について書いていきたいと思います。
行政書士の仕事内容は、個人や会社をはじめとする法人など、さまざまな顧客からの依頼を受けて、官公署(省庁や市役所)に提出する書類の作成や申請を代行することです。業務範囲は、単純な書類作成業務からコンサルティング業務まで幅広くあるものの、行政書士本人の努力次第ということになります。というのも、どの仕事も独占業務ではないためです。やろうと思えば、誰でも出来る書類作成だったり、勉強すればわかる法律レベルなので、頭の良い方は行政書士に頼まなくても出来てしまうでしょう。単に面倒なので、行政書士にお任せする、という方が多いと思われます。

書類作成とは、どういうものかというと
・会社設立時の手続き
・飲食店、風俗業などの開業手続き
内容証明郵便
・相続手続き
・自動車関連の手続き
・産業廃棄物許可関連手続き

などを言います。

 

上記のように、行政書士になったからと言って、高額な仕事が手に入るわけではなく、本人の営業力が大きなウエイトを占めると思った方が良いでしょう。行政書士になったからバラ色、というのは全くの勘違いです。

 

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司法書士

次は、司法書士について、書いていきたいと思います。

司法書士は、弁護士のミニ版とでも申しましょうか、弁護士が大きな法律案件を担当するのに対して、司法書士は小さな法律案件(個人の金額が少ない訴訟)や登記業務を主に行います。

登記業務で主なものは、不動産登記でしょう。不動産登記とは、不動産の売買や相続の際に、土地や建物の所有権を明確にするための登記を言います。土地や建物といった不動産や会社など、有名無形の財産を所有するには登記をした上で自分の名義にしなければなりません。この登記をしてはじめて、その財産が誰のものなのかということが法的に確定します。

そのため、登記は必ず必要な業務です。司法書士の方は、この登記業務で主に生計を立てています。

 

司法書士の試験は、暗記中心です。弁護士ほどではありませんが、とにかく暗記を大量にしなくてはならず、総勉強時間は約3000時間と言われています。一日3時間毎日勉強したとして、1000日かかる計算です。

ですので、暗記に自信のある方、コツコツ勉強のできる方でないと厳しい試験と言えるでしょう。

 

司法書士は、地味な仕事かもしれませんが、町の法律家として、なくてはならない存在です。営業力も必須ではありますので、その辺を考えた上で、目指していくことになるでしょう。

 

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弁護士

弁護士


弁護士になるには、法科大学院もしくは、予備試験という試験を突破する必要があります。その後、司法試験を受け、司法修習生として実務経験を培った後に、正式に弁護士となれます。
この過程を踏むには、大変な労力と金銭が必要となります。そもそも法科大学院には、3年間(既習の方で2年間)ギッチリ通う必要があり、それだけでも社会人にはハードルが高いです。だからと言って、予備試験の道を歩もうとすると、これは東京大学の入試をはるかに超える難しさと言われています。

 

司法試験自体は、そこまで難しくありません。しっかり法科大学院の勉強をし(もしくは予備試験に合格)、受験対策をすれば合格は出来るでしょう。

 

弁護士は、民事裁判・刑事裁判などあらゆる裁判に対処できる能力を持つ人です。そのため、目指そうとする方は多いと思いますが、実際には営業力も必須の職業です。今、巷では弁護士はあふれています。つまり、弁護士同士の戦いになっているのです。また、弁護士は倫理観に富んでいる者しかなってはいけない職業です。人間性も求められている職業と言えるでしょう。

 

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法律系の資格

法律系の資格には、主だったところで、上から弁護士、司法書士行政書士があり、特許に関する資格に特化した弁理士労務に特化した社会保険労務士、貿易法務に特化した通関士、不動産の仲介に必要な宅建などがあります。それぞれをレベル別に表すと、

 

S

弁護士

A

司法書士弁理士

B

社会保険労務士行政書士通関士

C

宅建

 

といったところでしょうか。

それぞれの資格をもう少し詳しく書いてみましょう。

 

ご挨拶

はじめまして。私は、優心会という会社で、受験のプロ家庭教師を行っております。しかし、それと共に、SPIや面接対策、ES(エントリーシート)対策など、就活面での指導、並びに資格試験の指導なども行っております。

 

これまで培ってきたノウハウを余すことなく、このブログに書いていきたいと思います。お付き合い頂ければ幸いです。

 

宜しくお願い致します。